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心的外傷後ストレス障害(PTSD)

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、命の安全が脅かされるような出来事、例えば、事故や災害、犯罪、暴力などを体験した後に、心に深い傷が残り、その影響で様々な心身の症状が現れる病気です。PTSDは、過去のトラウマ的な体験が、まるで今も起こっているかのように感じられ、日常生活に支障をきたすことがあります。当院では、PTSDに苦しむ患者さん一人ひとりの心の声に耳を傾け、それぞれの症状や状況に合わせた丁寧な治療を提供しています。仙川駅前いたがきメンタルクリニックでは、薬物療法、カウンセリング、認知行動療法などを組み合わせ、患者さんが心の平穏を取り戻し、再び前向きな生活を送れるようサポートいたします。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状について

PTSDの症状は人によって異なり、現れ方も様々です。主な症状としては、以下の4つのカテゴリーに分けられます。

  • 再体験症状・・トラウマとなった出来事を繰り返し思い出したり、夢に見たりします。フラッシュバックと呼ばれる、まるでその出来事が再び起こっているかのような感覚を伴うこともあります。
  • 回避症状・・トラウマとなった出来事を思い出させる場所や人、状況などを避けようとします。当時の感情や思考を避けるために、感情が麻痺したり、他人との関係を避けたりすることもあります。
  • 認知と気分の陰性変化・・自分自身や他人、世界に対する否定的な考えを持つようになります。罪悪感や絶望感、無力感などを抱えやすく、喜びや楽しみを感じにくくなることもあります。
  • 覚醒と反応性の変化・・常に神経が張り詰めた状態になり、些細なことにも過剰に反応したり、怒りっぽくなったりします。集中力の低下や不眠、音や光に過敏になるなどの症状が現れることもあります。

これらの症状が1ヶ月以上続き、日常生活に支障をきたしている場合は、PTSDの可能性があります。気になる症状があれば、早めに専門医にご相談ください。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因について

PTSDの直接的な原因は、命の安全が脅かされるようなトラウマ体験です。しかし、同じような体験をしても、PTSDを発症する人としない人がいます。PTSDの発症には、以下の要因が複雑に関わっていると考えられています。

  • トラウマ体験の性質・・出来事の深刻さ、持続時間、意図的な暴力であるかどうかなどが影響します。
  • 個人の脆弱性・・過去のトラウマ体験、精神疾患の既往歴、発達障害などがリスクを高める可能性があります。
  • 社会的サポートの欠如・・周囲からのサポートが得られない場合、孤立感を深め、PTSDの発症リスクを高めます。
  • 脳の変化・・トラウマ体験によって、脳の特定部位(扁桃体、海馬、前頭前皮質など)の機能が変化し、ストレス反応が過剰になることがあります。

PTSDは、誰でも発症する可能性のある病気です。決して特別なことではなく、恥ずかしいことでもありません。もし、つらい体験を抱え込んでいる場合は、一人で悩まず、専門家の助けを求めてください。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法について

PTSDの治療は、症状を軽減し、日常生活を取り戻すことを目的とします。当院では、患者さんの状態に合わせて、以下の治療法を組み合わせて行っています。

  • 薬物療法・・抗うつ薬や抗不安薬などを用いて、不安や抑うつ、不眠などの症状を緩和します。
  • カウンセリング・・トラウマ体験について安全な環境で語り、感情を整理することで、心の負担を軽減します。
  • 認知行動療法(CBT)・・トラウマに関連する否定的な思考パターンを修正し、現実的な考え方を身につけることを目指します。曝露療法や認知再構成法などが用いられます。
  • 眼球運動脱感作療法(EMDR)・・眼球運動などの刺激を用いながら、トラウマ体験を処理し、感情的な苦痛を軽減します。

治療期間は、症状の程度や個人の回復力によって異なります。根気強く治療を続けることで、必ず改善が見込めます。当院では、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明とサポートを心がけています。

心的外傷後ストレス障害(PTSD)についてのよくある質問

Q1. PTSDは治りますか?

A1. PTSDは適切な治療を受けることで、症状が改善し、日常生活を送れるようになることが期待できます。治療には時間がかかることもありますが、根気強く続けることが大切です。

Q2. 薬を飲むことに抵抗があります。

A2. 薬物療法は、症状を緩和し、カウンセリングなどの効果を高めるために有効な手段の一つです。しかし、薬の使用は患者さんの意思を尊重し、十分な説明を行った上で決定します。ご希望に応じて、薬以外の治療法も検討いたします。

Q3. 誰に相談すればいいかわかりません。

A3. まずは、当院のような精神科や心療内科を受診してください。専門医が症状を評価し、適切な治療や相談先をご案内いたします。また、地域の精神保健福祉センターや相談窓口なども利用できます。

院長より

仙川駅前いたがきメンタルクリニック院長の板垣です。PTSDは、誰にでも起こりうる心の傷です。つらい体験を抱え込み、誰にも相談できずに苦しんでいる方もいるかもしれません。当院では、そのような患者さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、安心できる空間で、ゆっくりと話を聞かせていただきます。 PTSDの治療は、決して簡単なものではありません。しかし、適切な治療を受ければ、必ず光が見えてきます。当院では、薬物療法だけでなく、カウンセリングや認知行動療法など、様々な治療法を組み合わせ、患者さん一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を提供しています。 「過去のトラウマにとらわれず、今を生きる。」 それが、当院の目指すところです。つらい気持ちを抱え込まず、まずは一度、ご相談ください。私たちが、あなたの心の支えになります。

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